今後の取るべき戦略については、すべての良い流れを運んでくれているFX投資(私が億万長者になった方法と今後取るべき戦略の記事の中で紹介した私のFX投資法)に関しては、引き続き今と同じ方法を続けて行こうと考えています。
問題は仮想通貨(暗号通貨)投資ですが、こちらはライトコイン中心に投資していこうと考え、実は既に2017年5月からはライトコインを中心に投資しています。
なぜビットコインではなくライトコインなのか?
ここからはその理由を記載していきたいと思います。
ライトコインを選んだ理由
- ビットコインとほぼ同じ性質を持っている(価値の保存機能であるPoWも採用している)
- ビットコインの優秀な開発力・技術力を転用できるという強みを持っている
- ライトコインはビットコインや他のアルトコインに比べ割安であると考えられるため
- 仮想通貨(暗号通貨)業界の有名人達、しっかりした知識のある人もライトコインに投資している
ライトコインとは
ライトコインは2011年に、ビットコインをゴールド(金)とするなら、ライトコインはシルバー(銀)を目指そうとして誕生しました。
そんな趣旨で生まれたライトコインですので、性質や仕組みはビットコインにそっくりです。
ビットコインとライトコインの比較
ビットコイン | ライトコイン | |
---|---|---|
作成者 | ナカモトサトシ | Charlie Lee |
公開日 | 2009/1/3 | 2011/10/7 |
総発行枚数 | 2,100万枚 | 8,400万枚 |
平均ブロック生成時間 | 10分 | 2.5分 |
ディフィカルティ調整 | 2016ブロック毎 | 2016ブロック毎 |
時価総額 | 986億 $ | 29億$ |
現在価格 | 67万円 | 6274円 |
※価格・時価総額2017年10月29日現在
大きな違いはブロックの生成時間と総発行枚数で、ブロック生成時間がビットコインの4分の1、およそ2分半に一回となっており、そのため総発行枚数はビットコインの4倍の8400万枚となっています。
ライトコインもPoWを採用している
私の仮想通貨(暗号通貨)投資法の記事の中で、私がビットコインに投資する理由を記載しましたが、自分は無から有という価値の裏付けがないものには投資をしません。
ビットコインに投資をしたのも、価値の保存機能であるPoWを採用していたからです。
PoWはProof of Workの略で、直訳すると仕事の証明という意味になります。
これだと分かり難いので、PoWについて簡単に説明すると、PoWを採用しているコインは、新規のコインを採掘するのに膨大な計算量が必要となり、それに伴い莫大なエネルギー(電気代)が必要となります。
(膨大な数のコンピューターを使って、ビットコインをマイニング(採掘)している)
新規コインを採掘する人達はマイナーと呼ばれ、このマイナー達はPoWの新規コインを掘り出すためにたくさんのコンピューターを使って膨大な計算をさせ、それにより新規コインを採掘しています。
PoWでは、たくさんのお金をかけることで、新規のコインを掘り出している = 掘り出されたコインにはたくさんのお金がかかっている。
PoWには価値保存機能がある
有限であり、掘り出すためにたくさんのお金、労力、犠牲を伴っているのがPoWを採用しているコインであり、それによりPoWを採用しているコインには価値の保存機能が備わっていると考えられます。
この有限であり、採掘にたくさんのコストがかかる様子が金(ゴールド)の採掘に似ていることから、ビットコインはゴールドに例えられ、デジタルゴールドと呼ばれたりもします。
ライトコインはビットコイン同様、このPoWの仕組みを採用していますので、私は価値の保存という意味でライトコインも機能すると考えています。
ライトコインはビットコインの優秀な技術を転用できる
私の仮想通貨(暗号通貨)の投資条件でPoWの仕組みが備わっているのは必須ですが、それよりも重要視しているのはコインの開発力と技術力です。
既に現在1000種類以上存在すると言われる仮想通貨(暗号通貨)ですが、まともに開発されているのはほんの一握りであり、多くのコインがこの先消えて無くなるはずです。
一番大切なのは技術力と開発力
仮想通貨(暗号通貨)はインターネットの誕生に似ていると言われますが、インターネットがここまで進化してきたのは、それを支える開発者と技術者の絶えまぬ努力のおかげです。
そうであるならば、まだまだ黎明期にあり開発段階といわれる仮想通貨(暗号通貨)にとって、一番重要視すべきはコインの技術力と開発力であり、仮想通貨(暗号通貨)がこの先上手くいくかどうかは全て開発者の開発力・技術力にかかっていると言えます。
ビットコインの技術力・開発力は圧倒的
そんな技術力と開発力を重視する私がビットコインを選んだのはビットコインの開発力や技術力が、他のアルトコインに比べ圧倒的だったためです。
ビットコインの開発には現在400人以上ともいわれる多くの優秀な開発者や技術者が関わっており、この多くの優秀な人々がビットコインの開発・改良を日々行っています。
この多くの開発者と技術者がビットコインの開発・改良に取り組んでいる環境こそ、ビットコインの最大の強みです。
ライトコイン最大の強みは、その恩恵を受けられるところ
そして、私がライトコインを有望だと考える理由は、このビットコインの開発者や技術者が生み出す技術を転用できるところにあります。
このビットコインの優秀な開発者や技術者が生み出す技術の恩恵を受けられる位置にライトコインがいるということは、ライトコインの最大の強みと言えます。
今年の5月にはビットコインに先んじてSegWitを導入しましたし、最近では取引所を介さずにコインの交換を可能にするアトミックスワップにも成功し、ビットコインの恩恵を受けながらライトコインの開発は着実に進んでいます。
ライトコインが割安だと考える理由
そんな技術的にはかなり有利な位置にいるライトコインですが、価格的にはまだまだ安値で放置されている状態です。
まずはビットコインとライトコインの時価総額及び価格の比較からいきましょう。
ビットコインとライトコインの時価総額及び価格の比較
ビットコイン | ライトコイン | |
---|---|---|
時価総額 | 963億 $ | 29億$ |
現在価格 | 65万円 | 6163円 |
※価格・時価総額2017年10月29日現在
ライトコインの現在の時価総額は約29億$と、ビットコインの時価総額と比べると33分の1です。
価格に至っては、ビットコインのおよそ105分の1とすごい差がついています。
理論上はビットコイン価格の4分の1に成り得る
理論上、ビットコインとライトコインがほぼ同質のコインであるならば、発行枚数だけを考慮してみれば、ライトコインはビットコインの4倍の発行枚数ですので、4分の1の価格に成り得る実力を備えています。
まあネームバリュー等もあり、4分の1の価格まではさすがに無理だとは思いますが、105分の1は割安感があります。
実はここまで大きく差がつくのには理由があります。
下記の表をみて下さい。
ビットコインとライトコインの発行枚数の比較
ビットコイン | ライトコイン | |
---|---|---|
現在の発行枚数 | 1,665万枚 | 5,358万枚 |
総発行枚数の何% | 79% | 63% |
前回の半減期 | 2016年7月10日 | 2015年8月26日 |
採掘報酬 | 12.5BTC | 25LTC |
1日当たりの発行枚数 | 1800枚 | 14400枚 |
※2017年10月29日現在
この表を見ると、ビットコインは既に8割が発行済みで、新規で発行されるBTCは全体の2割強の430万枚しか残っていません。
それに対しライトコインは、現在約6割が発行済みで、新規で発行されるLTCは全体の4割弱の3000万枚以上もあります。
価格に最も影響しているのは供給量
そして現状の価格に一番影響しているだろうと考えられる1日当たりの発行枚数は、ビットコインが1日わずか1800枚しか採掘(供給)されないのに対し、ライトコインはビットコインの8倍の14400枚も採掘(供給)されます。
これはビットコインが既に2回の半減期を迎え、採掘されるコインが初期の4分の1となっているためです。
半減期とは
ビットコインの発行枚数の上限は2100万枚と決まっており、約4年毎に新規コインの発行枚数が減少する仕組みとなっています。
この4年毎に訪れる減少のタイミングを半減期と呼びます。
ビットコインはこの半減期が既に2回来ており、約10分毎に採掘される新規コインの供給が減少しています。
物の価格は需要と供給できまる
学校で物の値段は需要と供給で決まるというのを授業で習ったと思いますが、ビットコインやライトコインも同様です。
欲しいと思う人が多ければ多いほど価格は上昇し易くなりますので、需要が供給を上回れば価格は上昇し易くなります。
ビットコインは需給のひっ迫から常に上昇圧力がかかっている
すなわち、ビットコインは既に半減期を2回迎え1日にわずか1800枚と供給が減る中、世界中でビットコインを欲しいという人(需要)は着実に増えていますので、既に需要が供給を上回り、常に価格の上昇圧力がかかっている。
ライトコインにはまだ上昇圧力がかかっていない
これに対しライトコインは、まだ一度しか半減期を迎えておらず、1日当たりの供給量もビットコインの8倍の14400枚も供給されるので、価格の上昇圧力がまだかかっていない。
これが現在のビットコインとライトコインの価格差の一番大きな原因だと私は考えております。
ライトコインにもいずれ需給がひっ迫する時期がくる
そうだとすれば、ビットコイン同様ライトコインもいずれ半減期(次の半減期は2019年8月頃予定)を迎えることで、需給の関係で需要が供給を上回ることにより、ビットコイン同様ライトコインにも大きな価格上昇が訪れると予想しております。
(ビットコインが本格的に上昇してきたのも2017年から)
要は時間差でライトコインにもビットコインと同じような価格上昇局面が訪れそうだから、先回りしてライトコインをまだ値上げ圧力が弱いうちになるべく買っておこうというのが私がライトコインを選んだ理由です。
他のアルトコインと比べてもライトコインは割安
今度は他のアルトコインと比較して見ましょう。
私の見立てではライトコインは、他のアルトコインに比べてまだまだ割安だと考えています。
アルトコインの時価総額と倍率
まずはこちらのアルトコインの時価総額と倍率をご覧ください。
アルトコイン名 | 1月1日時点 | 10月29日時点 | 倍率 |
---|---|---|---|
NEM(XEM) | 3千万$ | 18億$ | 60倍 |
イーサリアム(ETH) | 7億$ | 284億$ | 41倍 |
リップル(XRP) | 2億$ | 78億$ | 39倍 |
ダッシュ(DASH) | 7.7千万$ | 22億$ | 30倍 |
ライトコイン(LTC) | 2億$ | 29億$ | 15倍 |
2017年の1月1日時点と2017年の10月29日時点のアルトコインの時価総額が何倍になったのかを比較した表です。
他のアルトコインと比べるとライトコインの上昇率は小さい
これを見るとライトコインの伸びが他のアルトコインに比べ小さいのが分かります。
正直、私は上記で述べたような理由からアルトコインの中ではライトコインが1番有望だと考えていますが、上昇倍率では出遅れ気味です。
この辺は、まだまだ投機の面が大きく影響しているのが原因だと考えていて、これは徐々に実力重視・本質重視に変わっていくだろうと考えています。
仮想通貨(暗号通貨)業界の有名人もライトコインに投資している
仮想通貨(暗号通貨)業界で有名な方々もTwitterでライトコインに投資していると発言しています。
今後の戦略まとめ
今後の戦略はこの3つの戦略を上手く組み合わせていこうと考えています。
- 割安なライトコインを先回りして買い集める
- ライトコイン現物買いのリスクヘッジを行う
- 値下がり相場でも利益を得れるようにする
割安なライトコインを先回りして買い集める
既に上記で記載しましたが、私はライトコインが割安だと考えています。
投資の基本は安く買って高く売るですので、伸びしろが大きいもの割安と判断できるものに投資するのが基本です。
そういう意味では既に大きく高騰しているビットコインよりライトコインの方が伸びしろはあるのではないかと私は判断しています。
ただ高値掴みはしたくないので、ライトコインの現物買いのタイミングとしては、仮想通貨市場は度々暴騰と暴落を繰り返しているので、暴落時を狙いライトコインが大きく値下がりしたところで、引き続きライトコイン現物を拾っていこうと思います。
ライトコイン現物買いのリスクヘッジを行う
現物買いのみだと値下がり時には、含み益の減少を目の当たりにしながらも指をくわえて見ていることしかできません。
今回の仮想通貨市場の大暴落の影響で、私の含み益はピーク時の半分以下にまで低下しましたが、現物投資しかしていなかったので何もできませんでした。
ですので、今後は現物投資に加えDMM Bitcoinのレバレッジ取引を使ったアルトコインのショート取引で現物投資のリスクヘッジを行っていこうと考えています。
やり方は、現物買いしているライトコインが大きく暴騰したところ=これは行き過ぎだろうと考えられるところで、値下がりしても利益が拡大できるようにライトコインのショートポジションを構築、ライトコインがある程度値下がったところで利益を確定すれば、値上がり時にしか利益を手にできない現物投資のリスクヘッジとして機能します。
アルトコインのレバレッジ取引なら、DMM Bitcoin!
値下がり相場でも利益を得れるようにする
通常アルトコインの多くはどの取引所でも現物取引しか取り扱いがないので値上がり時にしか利益を得ることができませんが、アルトコインのレバレッジ取引が可能なDMM Bitcoinではショートから入ることが可能です。
DMM Bitcoinの取り扱い銘柄
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※現物=現物取引可能 レバ=レバレッジ取引可能
DMM Bitcoinのレバレッジ取引でショート取引(空売り)することにより、アルトコインの値下がり時にも利益を挙げることができます。
今回の仮想通貨市場の大暴落の際に、アルトコインを空売りしていれば相当な儲けとなったでしょう。
そういう意味でアルトコインのレバレッジ取引、ショート取引(空売り)ができるDMM Bitcoinはかなり貴重な存在で、これから人気の取引所となりそうです。
DMMBitcoinならアルトコインのレバレッジ取引が可能
日本の取引所では、アルトコインの取り扱い銘柄が多いコインチェックに人気が集中していましたが、コインチェックにおけるNEMの大規模な流出事件をきっかけに、セキュリティー面が重要視されています。
この点において、FX等の金融分野で既に取引所として実績を挙げているDMM Bitcoin、GMOコイン
、QUOINEX(コインエクスチェンジ)
等の取引所が仮想通貨市場に参入してきていますが、これらの取引所は既に長く取引所としての実績があるため信頼性が高いだろうと推測されます。
その中でもアルトコインの取り扱い銘柄が多いDMM Bitcoinは、今後取引所として人気になりそうです。
但しDMM Bitcoinでは、アルトコイン取引のほとんどがレバレッジ取引となっておりますので、現物取引をしたいのであれば従来通りbitFlyerで取引をしましょう。
仮想通貨を取引するなら、この4つの取引所の口座開設は必須
まず、セキュリティー面に定評があり、扱うコインの種類も豊富なbitFlyerは、絶対に口座を作っておいた方が良い取引所の一つです。
その他の取引所として、初心者の方やFX等での取引経験があまりない方には、取引画面がシンプルで分かりやすいZaifとGMOコインのの口座を作ることをオススメしています。
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この3つの取引所の基本的な使い分けは、bitFlyerを主軸に、NEM及びMonacoinを安く買いたいのであればZaif、リップルを取引したいのであればGMOコインという具合に使い分けると良いでしょう。
さらにビットコインFXで短期売買をやりたいならbitFlyer、現物買いの値下がりリスクへのリスクヘッジや相場の値下がりに合わせたアルトコインのショート(空売り)としてDMM Bitcoinと、それぞれの取引所の得意分野を活かすようにすることで、現物投資と合わせ値上がり時にも値下がり時にも利益を狙えるようになります。
なるべく多くの取引所の口座を作っておいた方が良い
なぜ取引所の口座をいくつか作っておいた方が良いかというと、取引所により取り扱うコインも違いますし、得意分野も違います。
またハードフォークが起きた際の対応にも差が出ているので、その都度なるべくお得な取引所を選択できるようにしておくことで、利益の最大化を狙えます。
実際にハードフォークが起きコインが分裂する際には、事前にそれぞれの取引所がハードフォークで新たに生まれるコインに対応するのかどうかを表明しますので、いくつかの取引所で口座を作っておき、対応すると表明した取引所にコインを動かすことにより、ハードフォークで貰えるはずのコインが貰えないということを未然に防ぐことができます。
また今回のコインチェックのNEM流出事件のようなGOX事件等も再び起こるかもしれませんので、取引所の口座開設は無料ですし、できればなるべく多くの取引所で口座を作っておきたいところです。
ちなみに、私はbitFlyer、DMM Bitcoin、Zaif、GMOコイン
、Coincheck、kraken、bitbank、BTCBOXの口座を持っています。
まあ私はビットコインとライトコインにしか投資しないので、普段使うのはbitFlyerとDMM Bitcoinだけなんですけどね。
ビットコインを取引するならbitFlyerが圧倒的に強いです。
bitFlyer公式ページはこちら
アルトコインのレバレッジ取引するならDMMBitcoinが圧倒的に強い!
DMMBitcoin公式ページはこちら
NEMとモナーコインを取引するならZaifが一番お得です。
Zaif公式ページはこちら
Rippleを取引するならGMOコイン!
GMOコイン公式ページはこちら
以上、最後までご覧下さりありがとうございました。